生活の変化日記 4 〜 オタクの開疎化はいそがしい

 今日は寝坊しました(ヴァーチャル出勤時間=起床時間=9:33)

 ちゃんと言うと、やはり運動不足なのと、情緒不安定なのが手伝って早期覚醒が始まってしまった。4時くらいに目がさめたあとは断続的にしか寝付けない。こうなると目がぱちっと開いても脳は全く働かないので結果的に起きれなくなってしまう。精神的には4時に目がめがさめたあとはただただウダウダしていただけで、睡眠貯金がたまった感覚がない。とてもまずい。

体重の変化

 どこかの健康観察アプリの匿名分析結果で、年明け以降の体重等の推移を分析したところ、アプリユーザーはダイエット目的で使っていくので通常体重が漸減していくのだが、体重をちゃんと記録している人は同様に漸減していくところ、週2以下しか行っていない者は体重が増えている傾向があったそうな。まじか
 

www.linkncom.co.jp

 で、焦って昨日からずっと死蔵してたFiNCアプリを復活させて体脂肪率を確認してみた。
 というのも、自分はFiNCの体重計を使っており、これ、体重は液晶で表示されるんだけどその他の体組成量はBluetooth通じてアプリに流し込まないと読むことが出来ない。アプリを起動させるための方策だから理解しているんだけど、最近体重だけみていて体脂肪率を見ていなかった。
 在宅勤務での食べすぎから体重が増えるのは最悪と思って、体重見つつおやつや夕食の炭水化物抜きなどをし、体重はちょい減りくらいの傾向で維持していた(もちろん痩せたのではなく筋肉が落ちているのだと理解はしている)んだけど、体脂肪率みてびっくり。もともとデブでアレな体脂肪率なのに3.5ポイントくらい多かった。ああう〜〜
 有酸素も筋トレもちゃんとやらなきゃだめだなこりゃ。そりゃそうか、入院してるみたいなもんだもんなあ。。。

仕事が忙しい

 在宅勤務したら時間に余裕ができるっていうたの誰なん?
 自分のネット親和度が会社からしたら高すぎたのか、仕事に確変が起きている。それだけ旧態依然とした会社に勤めていたとも言えるが。自分の、ネット上で生きる上ではほぼ無いに等しいイット系の知識が、会社においてはネ申である。まじかよ。
 ということで、会議のオーガナイズ、ファシリテーションも音声通話や各種チャットやら共有サービスに慣れている自分に落ちてくるし、自分でやるほうが仕事が早いし、在宅で捗るから並走させていたいくつかのプロジェクトのギアも上がってきて、一気に噴火するように溢れてしまった。あーあ。
 まあマネージャーなので、「あかんあかん」と立ち止まって若者に振るんですけど、自分は寝て起きたら昨日やってた仕事を全部忘れてしまうので、自分は今なんの仕事をやっていて、どの仕事を誰に振ってて、っていうのをちゃんと思い出して、加えて自身のグズグズ案件を引っ張り上げて直して、進めて…それを、毎日変わらない自室のなかで続けるのがすごく難しいということを学んだ。
 ホームオフィスできてる人ほんと偉い。自分は職場と自宅は分けないとだめだわ、せめて居室と寝室と書斎くらい分けたい。
 仕事自体は、外に出している機械学習関連で精度があやしくてやきもきしたり(あやしい理由を機密を盾に説明してくれないのでさらにやきもき)、コロナの影響で急速に変化している市場動向のビッグデータを手元で分析したりとか、景色の変化がダイナミックだから楽しめている。この状況下で手元に研究テーマがなくて「新規をひねり出す」時期だったらほんときつかったとおもう。そこは良かった。

オタ活の開疎化

 「開疎化」というのは、「シン・ニホン」や「イシューからはじめよ」で有名な安宅和人先生がブログで提唱していたwithコロナ世界の方向性である。

kaz-ataka.hatenablog.com

 開疎化というのは上のブログの後半で提唱されていて、CloseからOpenに、DenseからSparceに変化していくだろうという概念である。

 知ってると思うけどオタクは濃厚な引きこもりである。ジャンルによっては陽キャもいるんだろうけど、それは社交的であるというだけで、社交的であることと密度は関係ない。オタクが本来持っている濃厚さとか、うちに向かう重力的なものは、開疎化とはまったく逆のベクトルだと思っていた。
 だけど、オタク相手に商売する側は経営の維持に必死である。特に2次元とか2.5次元とかみたいに次元を超越できない3次元の推したちは、明日の収入を得るために、「時間」と「距離」を飛び越える手近な手段に一気に進出している。*1権利関係?知らんがな。カスタマーエンゲージメントは、メンテナンスしないまま時間を経過させると、tの2乗に比例して空中分解していく(知らんけど

 推しのインスタライブ。毎日。ネットサイン会。毎週。ネットライブ。毎週。ブログの頻度、インスタの頻度。ネットに上がってくる「良いコンテンツの打率」も上昇。複数推していたらどうなっちゃうの。Youtubeライブとインスタライブとインスタライブが被る。アーカイブ残った!よかった!でも各1時間としたら、アーカイブを消化するだけで私の1日24時間は溶けてなくなる。
 開疎化して空いた距離を、時間が超えていけない。
 このままだと、もともと推していた人の”数”を今までの濃度で維持できなくなる。推しを絞らなければならなくなる。

 ライブハウスという土地に縛り付けられていたアイドル。その縛りがあったから、活動頻度や濃度がそこそこ「疎」だったのに、縛りから解き放たれて、距離が「疎」になったのを埋めるように、濃密なエンゲージメントの要求を投げつけてくる。オタクはまるで波にさらわれるよう。

うちに来たてらさんがいちばんかわいい

f:id:takemyhands:20200410234933j:plain:w360

 先日sora tob sakanaのピンチェキ通販があり、それが届いたんだが、どう逆立ちして考えてもうちにやってきたてらさん*2がいちばんかわいいので上記のようなインスタストーリーを上げて、推しの生存確認を求めたところ、今日久しぶりに推しがtwitterに浮上してきてくれたので心が癒やされた。私信じゃん←
 ん?私の推し、誰やねん。
 こういうレトリックつかうと心が癒やされる。

 音楽家にそうそう会えないのは当然のことで(アイドルじゃないんだし)、なんなら自分ぜんぜん東京これなかった時期とか、日本に住んでなかった時期とかいろいろあって、そのたびにいろんなテクノロジーと妄想と自家発電を駆使してエンゲージメントを維持してきたんだから、ちょっと推しに会えないくらいでめげるな。
 時空を超えていけ!

 何の話やこれ😂

 また週末ですねぇ…

*1:ちなみに2次元といえど次元を超えられず、アフレコができないとか作画間に合わないとかでアニメの制作が止まるなどの異変は起きている模様

*2:寺口夏花。八重歯と声がかわいいが過ぎる。ふわっふわなのに自分の芯が強くて大人の常識に流されなくて強い。最強