mamenoi "Tachyon" - The Otherside of Takemyhands

最近どうも忙しくて落ち着いて音楽聴いたり、blogに感想を残したりできてなくて残念でございます。
iPhoneに「最近6ヶ月に追加した曲」プレイリストを組んでいるのですが、ともすると、イベントで買った玉石混交のボカロ曲がぐわーっとならび実際に玉石混交でSkipを多発させることとなり、メジャー流通の曲聴くつっても全部佐野康夫絡みだったりして（※実際に安藤裕子とaiko（とTM NETWORK）しか入れてなかったのでそんなもんです）、いつか自分の8割を占めていたはずの音楽のしぼみっぷりに白目なのです。

そんななか、ちょっといい買い物をしたのでご紹介。

mamenoi "Tachyon"

あんまり詳しくないのですが、ゲーム音楽などで活躍されているMANYO（まにょ）さんと、supercellのボーカルやボカロ曲の歌い手などで私の中では割と有名なやなぎなぎさんのユニット（のアルバムに、渡辺等氏がベースで参加したということを聞きつけ試聴もそこそこにamazonで買いました）

やなぎさんの透明感があり、情感豊かな歌というのは、ボカロ界隈での歌い手叩き等を眺めつつ「それ嫉妬やん」と簡単に納得出来るほどの、ほんとうに”上手い歌”なんです。そこに芸術家としてのヒトクセがあるかは別として、聴いてて気持ちよくなることこそあれ不愉快になることなんて無いのです。
二人の音楽はポップスが中央にどすんとありながら、アンビエント系エレクトロニック〜ロックの手腕を惜しみなく発揮して、奇をてらいすぎないストライクゾーンに綺麗に入れてきますね。
雑に言うと、そこまで眠くならない新居昭乃、みたいな美しさにまとまってる。

期待してた渡辺等はもう…！最高です。Tr.6（eironeia)は終始ひとしソロですヤバい！！（誇張）

ひとしさんは3曲参加されているのですが、Tr.6（ドラム打ち込み）をのぞく２曲は、ドラムが比田井修さんです。だ…だれやねん！と思って検索したら、ex-school food punishmentでした。Oh...ごめんなさい（4回くらいライブ観たのに）
近年、渡辺等というと、Chageライブワーク中心に…、と思っていたので、こういうところでお目にかかれるのは嬉しいものです。ギャラが心配ですとか言わない。まぁもともとeufoniusとかでは弾かれてましたね。

「大手のレーベルに私に似合う服（＝Pops）はない」と嘆いている女性ボーカル邦楽好きのかたにぜひ聴いて欲しいです。

mamenoi オフィシャルサイト
http://www.voltagenation.com/tachyon/