130223 aiko tour LOVE LIKE POP vol.15 add.

aiko tour LOVE LIKE POP 15 add. さいたまスーパーアリーナ公演行ってきました。aikoのたまアリ処女を奪ってきました!私は菅野よう子タナソニに続き2回目だから中古やな…

 

f:id:takemyhands:20130224153120j:plain

調子にのって買いまくったグッズやライブ中に貰った物など。

iPhone裸派だったのにケースかわゆいとつい買っちゃう人になりつつあり、何故か2個も買ってるし…!折りたたみジャンプ傘(戻りもジャンプ!!)も戻りが感動過ぎて買っちゃうし…!めっちゃかわゆいけど仕事には持っていけないよ、カラフルイラスト炸裂しすぎでww

---

セットリスト
  1. ジェット
  2. 白い道
  3. Power of Love
  4. より道
  5. ココア
  6. 恋のスーパーボール
  7. くちびる
  8. Aka
  9. 傷跡
  10. 二時頃
  11. カブトムシ
  12. ぬけがら
  13. 運命
  14. 相合傘
  15. キスする前に
  16. be master of life
  17. クラスメイト
  18. 自転車 (En.1)
  19. 桜の時 (En.2)
  20. beat (En.3)
  21. おまけのお見送りの歌 〜 アリーナ200レベル300レベル

---

 

いや〜楽しかったです。そんなシンプルな言葉しか出ないくらい。

自分自身、いろんなライブに行ってきて、ホール・アリーナ・野外と馴れて、払ったお金に対して”こんなもんかな”っていう到達点を知っていて、それは悲しいさがかもしれないけど、aikoは真面目すぎるなってくらいきっちり、気持ちよく、お客さんから受け取った物(それはお金だけじゃなく、こころも)を返していく。

まごころのMC、最新鋭の演出(特に今回照明がすごく良かった!、変にごりごり組んでないのにシンプルにミニマルにきれいだった。センターステージのLED吊りがすごかった。○列×○行の四角にLEDが並んでいるんだけど、吊る高さを制御して雪が降ったり赤く燃えて飛び上がったり、aikoの周りをピンクの花が囲んだり…。そしてお客さんの手首にはザイロバンド! http://xylobands.com/ )、モチのロンでキレッキレな演奏陣。。aikoは会場の奥までつっきった花道を走りまわってお客さんとの距離を埋めてくれるから、その頑張ってくれるところと走っていくその姿かわいさに、私もしかしてaikoやったらホールライブよりアリーナのほうが好きかも…?!なんて思ったり。

 

演奏は、今回は元気のある跳ね回る曲よりも、ミドル・メロウなボーカル・演奏の上手さの際立つ歌のほうがグッと来ました。

 

「より道」〜「ココア」でまずズキュン。より道の弥吉さんギターリフイントロから始まってだんだん盛り上がり、静かになり、と鼓動のように繰り返してくアレンジがすごくかっこいい(アルバムバージョンですね)ココア(秘密の恋の歌)もミドルテンポと佐野康夫のDr.の相性が素晴らしいです。。ココアのCD持ってないから買わねば買わねば…!

そして「ツアーで歌い続けてきたことでさらに大切な歌になった」と語った「Aka」で藤堂昌彦ストリングス登場!ステージのモニターのとこどーんてひらいてバーンて出てきたよね!可動部すげー!そしてみんな凄い衣装普通ですごー!(笑)歌の最後、ステージが暗転して赤いLEDと照明で視野が真っ赤になりストリングスが間をつないで…センターステージにバンドメンバー登場っ

 

センターステージで演奏された「傷跡」と「二時頃」がまたまた最高でした。

「傷跡」は変拍子を含んだ、生きてるリズム隊のうねりとオルガンの跳ね回りが気持ち良い歌。個人的には佐野さんが…!ステージに居るときより近くに来てくれたから…!シンバルの残響が生音で届いてきてキュン…

「二時頃」はセンターステージの照明機材をフル活用した演出。天井吊の丸い骨から降るピンクの照明、そして冒頭で書いたLED吊り照明が上下に動いて波を描いたり雪が降ったり赤いたましいみたいなのがぼぅって舞い上がったりする。私はベストアルバム収録の音源しか持ってないのですが、ライブの演奏のほうがシンプルでメロウですごく良かった♡音源はオルガンや弦や打ち込みリズムが前面に出てるんだけど、ライブだとギターベースピアノドラムって基本編成で淡々と進むからいいのかな。アコースティックな雰囲気が良いんだろうか。

 

この2曲で胸がいっぱいになってしまった私は、そこそこ元気な曲が続いた後半戦はとにかく揺れ揺れ揺れ揺れリズムに委ねていたのでした。

 

「be master of life」で恒例のバンドメンバー紹介。メンバーがaikoのお題に合う曲をソロで演奏してその出来栄えをお客さんが判定します。今回のお題は「春」。

何度観てもハラハラするこの場面。だって一人、音階出ない人いるじゃないですか〜佐野さん!!しかもaikoからお題がでると、メンバーはそぞろにお題に合わせた曲の練習を始めるのですが、一人aikoが喋ってる間もリズムを刻み続けるヤスオ・サノ40代裸眼男子…ひどい!みんな練習しているのにこき使いすぎやがな!しかもリズム係なので、他の人は大喜利みたいに挙手で発表していくのに佐野様アンカー限定ですからね。オチ担当かよ〜ぷんぷん。

で、わりかし何人もX(えっくす!!)となり惨敗気味のところで回ってきた康夫様…私の前回参加(LLP vol.15 NHKホール"テレビの定番曲")では「サザエさん」を見事スネアとシンバルだけで演奏して、オオオオオ・当然「◎」、となったが、今回は…って…

…ビバルディの四季より「春」



えーっとえーっと、え?スネアだけで?クラシック?私には通じなかったよ?ていうかそんな選曲?!他の人「CHE.R.RY」とか「赤いスイートピー」とかだったよ?

これくるんじゃね、伝説の「うんこX」くるんじゃね?

と思ったら普通に「◎」でした。みんな優しいな…ていうか私、佐野さんが「X」だったことまだ無いよ〜スネアで音階出せるの凄いから温情で◎やったら嫌だなあw いつかへぼい演奏してうんこXになるところ見たいです(ひどい)

※ちなみに1回演奏した後、何の曲だかいまいち伝わらなかったらしくやり直しするか・しないかのやり取りしている間の、シュクンと肩ちぢまして恐縮してる佐野さんが…いつになく…ギャグで滑ったエ◯パー伊◯みたいだった…なんて、私は思ってないよ☆

 

---

 

そんなわけで、お前、aiko観に行ったんじゃなくて別の何かを観に行っているだろう?!と疑惑の付きそうな1日でしたが、私の何列か後ろにはCANOPUS Tシャツ佐野康夫モデル(通称:さのーぷすT)めっちゃ着てるカップルが「ざのっぢぃぃぃ!ざのっぢいぃい!」て叫んでたから私なんてまだまだかわいいもんです。たぶん。

今回、前回のツアー通じてvol.15として2回ライブを見て、たつたつさん(佐藤達也さん・Key)のファンになってしまったので、つくづくミドルエイジ好きやな私…と反省しながらもこれからもバンドメンバー含めaiko愛を深めていきたいなあと思った次第です。

 

まとめ?(通常盤)

まとめ?(通常盤)

BABY

BABY

坂本真綾「ニコラ」PV公開!



先週のラジオ宇宙初OAに引き続き、今週はPV公開☆

曲に同じく、旅っぽく、異国っぽく、そしてなーんだかナチュラルな雰囲気。

PVも公開されたことで、この曲がアルバムのリードトラックとしてプッシュされていくんだろうと思いますが、果たしてこの曲がアルバムの”鏡”たる、またはクラス委員長みたいな、象徴なんでしょうか?

いうなれば、わりと「真綾っぽいけど、真綾っぽくない!」っていう、ちょっと中心点ハズしたところに駒を置いた感じなんですよねー。どうなることやら。

シンガーソングライター【初回限定盤】

シンガーソングライター【初回限定盤】

シンガーソングライター(2)

秋山羊子さんからの手紙 

f:id:takemyhands:20130209202734j:plain

シンガーソングライターの秋山羊子さんから葉書が来た。彼女は封書や葉書でDMを送ってくれる。ライブにしばらく行かないとDMが止んでしまうミュージシャンが多いけれど、秋山さんはずーっと私に手紙を送ってくれるし誕生日に手紙をくれる。

私のことを覚えていてくれているだろうか?

もう何年も前のことなんだけど、池袋の鈴ん子屋でライブを観て、彼女からのフィードバックが強すぎてこころを保てなくなって離れてしまった。それからCDもちゃんと買ってなくて、ごめんなさい。あの頃の秋山さんは痩せていて小さくて、演奏は狂気にあふれたインプロヴィゼーションだった。だけどCDの音源は凛として優しくて、芯のとおった、怖くない主張で。私が少なくとも間違い無く彼女について知っているのは「心を持っている」ということ。

そんな秋山さんが3年前36kgだったけど、今は49kgなって、元気になったそうだ。

私もあの時より元気だろうか?

会いに行ければなあと思う。春だし。

 


秋山羊子+内橋和久「もう一度僕らは」

秋山羊子+梅津和時「コロッケパン」

指一本で倒されるだろう

指一本で倒されるだろう

指一本で倒されるだろう - 秋山羊子 Yubiippon De Taosarerudarou - 秋山羊子

 

 

シンガーソングライターじゃないけど 

車の中で大声で歌っていたら色々思って泣いてしまった歌がある。

ZARDの「LOVE 〜眠れずに君の横顔をずっと見ていた〜」。TODAY IS ANOTHER DAYというアルバムに入っている、Barbier(栗林誠一郎さん)への詞提供のセルフカバー。(ちなみにこのアルバムは、FIELD OF VIEWの大ヒットソング3曲のセルフカバーも収録。「突然」や「DAN DAN 心魅かれてく」の坂井泉水バージョン!贅沢です)



明日も一日謙虚を装って 他人(ひと)に調子を合わせ
「バランスがいい」と褒められては自分を見失う
景気のいい話ばかり求め 好成績を上げたとしても
用が終われば捨てられる ボロボロのダンボー

この歌い出しが…なんて気持ちになってこんな歌詞を書いたんだろうと、なんでか坂井泉水のことを思って泣きたくなるし、この歌がうたわれて10年も経っても状況好転せずしてダンボール化しつつある疲弊した自分や世間。彼女が急逝してもう5年以上も経っててね。いま、ZARDほどみんなの心に寄り添って一緒に走ってくれてる音楽家はいるかなあ?私は、ZARDの活躍期に傾倒してたわけじゃないんだけど、それでも励まされているからね。

90年代の音楽の不思議な魔力について思う1曲です。ちなみにこのおもちゃ箱的ガヤガヤなアレンジ、1番と2番で転調して違う雰囲気で2番が進んでいくところがテクニック的にもかっこいいです。さらにその後のベストアルバムだとリアレンジ版が収録されていて、私の大好きな”原曲破壊”も楽しめます。ZARDってほんとZARDっぽい曲をつくるんだけど、音楽的振れ幅を感じられる楽しい曲でもあります。